所詮他人事
高血圧のために内科受診していた際しびれが気になって脳外科に行き、そこで検査数回で脳動脈瘤の詳細がわかり、最終検査で二つもある事が分かり、場所は難しいけどいつ破裂するかわからないリスクより手術の方がと、話はどんどん進んで手術して今に至るわけだが、手術までに自分なりに不安はいっぱい抱えていたはずなのにいざ手術台に乗ってしまったらあとは麻酔をかけられてまな板の鯉状態。
なんとなく目覚めたら無性に頭が痛くて何回か立て続けに吐いた。そんなバタバタしている時に家族がICUに入ってきて、私を見て多少引き気味だったのがカチンときた事があったものの、退院してフラの仕事に戻るまでそんなに腹の立つ事はなかった。
が、知らない間に私の大切なフラハラウの中でイザコザがあり、内容がつまびらかになるほどアホらしくて吐き気がするようになった。しかも頭の頭頂部に近い一点だけがかなり痛むのだ。そして怒りを覚えると傷口が疼き、目に見えて真っ赤になる。
つくづく感情は身体に沢山のサインを出して生きているのかわかる。
雨が降ると身体の水分と関係するのか、顔が腫れ始める。幸い風邪をひいて大きなマスクで顔をかくせているからまだいいが。だけど声が全く出なくなった。免疫機能が低下したのだろうか?
こんな思いをしながらここ数日過ごしているが、私がどんな大病をしていようと御構い無しにまくし立てる人間はどこにでもいるものだ。
所詮人の痛みはわかるまい。
でもね、
ハワイアン文化の中にはこんな言葉がある。
「アロハを送ればやがてアロハになって帰ってくる。喧騒はなにも生み出さないで終わる」
その通り!
あなたは周りの人の心の中身が見えてますか?
中身を見られてもはずかしくないですか?
いついつまでも誠のアロハの心を持つ人間でいたいものだ!