半年が経ち
未破裂脳動脈瘤、内頸動脈動眼神経動脈瘤のクリッピング手術から半年が経った。
術後は見た目もグロテスクで痛みに目眩もあり、自分が普通じゃない状況は分かっていたけれど、それより何より、待たせていた仲間、仕事をなんとか再開しようと必死だった。
秋が来て肌寒くなった頃からは立て続けにに風邪ばかりひいて、副鼻腔炎になったり声が出なくなったりと、これまた意味不明な症状に悩まされて色々な薬を飲んでいた。
挙句にむくみも発生して、気づくと踊っている時に足が地についてないような...
何にもないところで右足だけつまづいたり、書類作成に書く自分の字がすごく下手になっていたり...。なんだか気になる状況が見られるようになった。
今日、半年後の診察で今までの経過を話したところ、一度検査をしましょう!って事になり、今日は血液検査、来週には造影剤検査をうけ、再来週にはその結果を聞きに行く。
またこれからの春に向けて色んな事が忙しくなるのに、私は自分の体調の行方が分からずどうしたらいいものか悩む。
芸能人のガンのニュースや、友人の死を目の当たりにして、またこれから同じ痛みに立ち向かえるか、自分は誰の為に頑張るのか、よく分からなくなっている。
手術の際の頭の中をパッカリ開いた画像も見せてもらったけれど、あの時は何故だか怖かったけれど死の意識は低かった。
だけど、また次、ってこれからなった時、同じように頑張る事が出来るのかなあ。
病は気から....
その気がぐっと落ちてる自分、この先どうなっていくのだろう。