未破裂脳動脈瘤と私〜Dancing headache〜

複数の未破裂脳動脈瘤を持つフラダンサーの日々つれづれ...

一つの目標の終わり

ちょうど一年前から、教室の発表会を開催する事を決めて、コツコツとレッスン、事務処理、資金集めとやってきた中で、昨年夏の未破裂脳動脈瘤からの脳梗塞...。

一時はろれつが回らず言葉が出ず、左手足の痺れ。復活には絶望的だったけど、皆んなの為に掲げた目標を、途中でほっぽらかすつもりはなく、でも、かと言って弱音を吐きそうな自分に鞭打ち、毎日死にもの狂いで、失語症のリハビリや脳トレ、身体リハビリを毎日毎日繰り返し。退院して一週間で黙っていればなんとか常人までに。

 

でも、いざ一つでも言葉の節回しにつまったり、会話の記憶がすれ違うと、さもポンコツ状態て扱う家族には、愛が無いというか、人の辛さが分からない人間たちばかりだなあ。このストレスが回復をざまたげている気はしている。

 

 

その後も、少しずつ以前とは違う考え方や身体の動きが思うようにならず、同時に頭痛の繰り返しから食欲不振になり、昨年7月から15kg近くも体重減少になり...。

自分の声が骸骨の中に響き渡る不快な「耳管開放症」となり、チャントを歌わなければならない私には絶望的なダメージが増えた。

耳鼻科にはとりあえずの処置を2週間に一度出かけて、今は体重減少が止まらないので、内臓系の検査を片っ端からしているところ。

腹部エコーに、検便、胃カメラ、、、2週間後に結果が分かる。

よくもまあ、こんなボロボロな身体でも、大きなプロジェクトが成功したこと、自分で誉めてやりたい。

 

自分にご褒美!なんて言ってる暇もなく、新たなプロジェクトが始まった。

身体をなんとか壊す事なく、次に次に...。

 

すっかり痩せてしまった身体にせめて正しいサイズの下着を買うことに。

歳をとっておばあちゃんの頃にはもう少し充実していたかった、輝かしくなくてもいいから、せめてもう少し和やかで日々ありたい。