ようやく生還
八月四日朝からオペ室に5時間半、
おかげさまで手術は無事終了。麻酔からも素早く覚められたようだ!
手術室からICUに移る移動のベッド上では、激しい頭痛があるのがわかって、態勢を変えるたびに吐き気がおそってきた。
これは正しい反応だから吐きなさいと言われて、余計に頭痛が悪化。ICUの中にはオルゴールの音色が流れていたが、曲のタイトルや歌詞が浮かんで来なかった。...まさか記憶が全然無くなったのか?と焦った。
自分のCD持ってかけてもらえば良かったなぁーなんて思いながら。
翌日に一般病室に戻り1人になる。
体のあちこちに管がつながっているので動けず...
そして術後二日目にシャワーに入れました! しかも体も髪も綺麗に洗ってもらってさっぱり。
フラダンサーの長い髪に、色々な薬をかけられたのでバリバリ。それを落としてもらえてスッキリ。
何より一番驚いたのは、顔と目の腫れ。
まるでボクシングの試合をしたような腫れ上がり方で、鏡を覗くのが自分でも怖い。
開頭術後の頭は、ホッチキスでバチバチ打ちまくられていて、まさに「フランケンシュタイン状態」になっている。手触りも気持ち悪い。
まあ、生きていられただけでも良かったけど。
でも、頭蓋骨の下の方目の付近の骨を削ってあるから仕方ないのだそうだ。
きちんと視力も回復してもらわないと、カメラの仕事が出来なくなっちゃう。
体を動かした方が腫れは引くのだそうだ!
今日あたり、病室でフラを踊ってみるか?
覚えてなかったらどうしょう....
オペ後6日で携帯もいじれて、看護師さんたちがおしゃべり相手してくれるし、だんだん普段どうりになってきたかな。
明日からの週は、オペ後の頭の中と眼の検査などが続く。夫からのフルーツの差し入れを食べてお腹も満たされてきた!
あともう少し、頑張るゾ!