年は変われど

暦では新しい年が始まった。

年末の受診では少し落ち着いた話が出来るかと思っていたが、夏の手術からの長く続く体調不良の数々が落ち着いてきたら、次の脳動脈瘤の検査、手術も考えていかないといけないとの事。

大きさ的にはまた3.4mmだけれど、比較的破れやすい場所にあるとの事。

前回の手術の場所があまりに複雑なところにあったためにそちらばかりに気を取られていたけれど、今度は手術しやすい位置だけど破裂もしやすい位置だとか.....

正直、私的にはあの大掛かりだった手術そのものよりも、術後の免疫力低下、体力低下、気力低下している中で「はい、次！」って簡単に意識を変えていかれない。その証拠に、今残る動脈瘤の正しい位置の名前さえうる覚えだ、情けない。

ここ最近寒さのせいか、やたらと血圧の乱高下がある。食生活は内科で言われた通り塩分、糖分を控えてそれまで「食べる事が楽しみ」だった私が今や食事もあまり楽しくなく、あまり食欲もわかずに術前から10キロ以上落ちてしまった。まあ、ダイエットと考えたらいいのかな！とも思うけど、左前頭葉をパカっと開いた後の傷は未だに疼くし、もう浮腫みはなくなるはずだよ！とは言われたけれど、日によって自分の顔の形が変わっているのが分かるくらいに浮腫みはまだある。

スナック菓子のようにある薬のせいで、腎臓や肝臓が疲れてきているからなのかな？とも思うけど、いくら年でも女です。顔の変形はさすがにつらい。

そうしたネガティブな気分が身体に出るのか、最近は胃腸炎で苦しんだりしている。

本来マグロのように動き回っていた方が元気で要られた自分が嘘のように動けない。そうなると気持ちは死んだようになる。

病は気からとは言うが、今はもうどこから気持ちを変えて次のアプローチに向かうべきか、目処が立たず。明るい未来とかあるのかね？

最近つくづく、心まで病んできているのがわかる。

そんなだからか、元から興味があった神道や仏道が妙に腑に落ちる事があったりして、なんだか御幸が差してきそうな私、、、

いよいよ明日から仕事も始まり、昨年いっぱい休みをもらっていたカメラ関係の仕事も復帰をする約束の時間がきた。

こんな私でも待っていてくれる場所、人がいるのだから有り難いと感じ、なんとか踏ん張って仕事に取り組まなくてはいけないのである。

気持ちを切り替えて、身体がついていけるのか、実験、実験である。

人に迷惑をかけて生きるくらいなら....と思うが、結局たくさんの人達に心配され、応援され、待っていてもらえることは有り難い事なのだから、せめて仕事をしている時くらいは自然な笑顔でいたいと思う。