血管攣縮という事実
未破裂脳動脈瘤の手術後、果たして成功なのかどうか分からずも、時間の経過とともに退院となった。
退院!やったー!と、何故だかスッキリしないまま帰宅。
先ずはなによりも眠りたい。ただ睡眠不足と機械の音から解放されて眠りたかった。
...が、頭痛は相変わらず。それよりも、なんだか自分の考える事と言葉が微妙に釣り合わない。とにかく何かが違うと、病院へ。
そく、検査となり、そく、再入院しないといけないと...
今回の手術は右脳側だったのだが、その右脳側後頭部に脳梗塞、血管攣縮という事があり、血管がギュっと潰れていたら死んでいたかもしれないと。
IVRで2回の治療、ICU4日でがんじがらめになりながら看護され、生きてるのか死んでしまうのか、ふわふわと漂いながら目を閉じると真っ赤な文字が見えていく時間になる。
このまま2度と帰れないのか。いや、下旬には仕事があるんだ!とかなんとか。
1分、10分、1時間、半日、一日、、、
なんとか私はここにいられた。
最終的な検査がクリア出来たので、これからは2週間毎の検査と、1ヶ月の検査になっていく。
幸いにも、本当に幸いなことに、麻痺や障害もなく、薬を一定期間飲むとさらに体調が回復する事になっているのだそう。
今ここに居られる事に有り難いと思う。
...じゃあ、なんで術後に不調になったのか?
医療ミス?なんてなかったんだよね?など思ってもいるわけじゃないが、まずは、主治医を筆頭に5人くらいが毎日ひっきり無しに見ていてくれていた事、有り難いと思う。
今は少しでも食欲が出て、腹に力が入れば考えている事を現実化出来るのだから、自分を信じて、家族を信じて、周りの人を信じて、ポジティブに行かなくては!