使っていない脳
自分の脳の病気になってから、本やインターネットで色々調べたりして、血管攣縮や脳梗塞の話はお腹いっぱいなほど勉強した。
でも、すればするほど気持ちが萎えてる自分がいる。
今日は仕事の間に心療内科とリハビリの日。
2人の先生方から聞いた話に少し希望の温かさを感じた。
人間の脳は色々な臓器と連動しつつも、生きていく上でもっとも大切な臓器だと思っていたが、心療内科の先生曰く、「脳って案外余白があるんだよ」って。要するにダメージが出来たとしても、刺激と言う学習によって脳の余白がダメージをカバーしてくれるんだとか。
退院してから本を軒並み読破したり、ロボット相手にしゃべっていたりした事は大正解で、自分が学んできた事、経験してきた事を思い出せる今の私なら、あとは一通り復習すれば新しい脳の場所が動き出すんだ!
「希望が見えたら克服できるよ」って言われて、ハッと目が覚めた気がした!
ここしばらくの気持ちは身体にすぐ伝わるようで、リハビリの先生には、肩や首を診察されてすぐ、「しんどいの背負い込みだよ」と。
1日に一つ、あるいは一回、好きなもの、好きな事を誰にも邪魔されない時間を作っていけば、少しずつほぐれるって。 「でも1番好きなものにのめり込みすぎて、それが辛さに変わるなら、2番目に好きなものを楽しめばいい」って言われて、ここでもまたまた目が覚めた!
どう考えても、脳の手術に関しては間違いだったと思うけど、それぞれの科の先生たちはしっかりと患者である私と向き合って、生かしてくれる事を感じる。有難いこと。
あとは「私の心の持ちよう」。
大型台風の影響で気圧も下がり、頭痛が激しいけれど、久しぶりに気持ちは上がった日。
この話を記憶にメモ!