未破裂脳動脈瘤と私〜Dancing headache〜

複数の未破裂脳動脈瘤を持つフラダンサーの日々つれづれ...

ICUの4日間

ICUは集中治療室っていう病院内の施設の一種。呼吸、循環、代謝その他の重篤な急性機能不全の患者を24時間体制で管理し、より効果的な治療を施すことを目的にある、んだって。

 

未破裂脳動脈の手術が終わってとりあえず退院出来たけど、なんだか体調が悪くて受診したらそのまま再入院となり、いきなりこのICUに4日間、ありとあらゆる管だらけで過ごす事になった。

 

毎日検査と手技があってこの部屋の時間はぐるぐる慌ただしい。

それぞれにカーテンや個室の空間があり、私は個室の中にいた。

あらゆるものを24時間体制で管理されている...とはいえ、何人も色々な疾病で横になってるから、症状もそれぞれ。

開いている扉から、違う患者さんからの悲鳴が聞こえたり、ワガママ発言やら、看護師さんがガツンと叱ったりする声も...。

色んな病気でかかる科の先生たちが、定期的に、あるいは突然患者に群がっている。

だいたい決まった朝方にはそれぞれの患者について対処の話をし合ったりしていたり、夜中は急に少ない看護師さんがあっちにこっちに立ち止まる事なく動いている。

 

もちろん自分の身に起こっている事が何より1番だけど、4日ICUの中にいると、「なるほど」とおぼろげに分かる話もあれば、「ちょっとムダな動きでは」なんて思う事もあったりして。

 

普段ちょっと体調悪くても気合で元気になってた私がなんだかんだで一昨年からクリニックの病院受診、紹介されて総合病院で受診したらおっきな手術をしないといけなくなり、その2回目では何故か失敗?危うい事になったわけだから、そんな自分を、自分の上から見ているような時間があったのも貴重な体験かもしれない。

 

....ただね、これで、私はもともと脳の血管の壁が薄いタチみたいだけど、この先、手術は二度と受けないと誓う。

 

未破裂脳動脈も、血管攣縮も、はっきりとした原因でなった病気ではないわけで。

予防の為に決断した開頭手術で死ぬほど痛くて醜くなって、、、さらに死にそうになるなんて、割りに合わない。

 

まだまだやりたい事がある。

もどかしい日々に家族から馬鹿にされて少なからず心が折れる

今は、この一連の話をよく聞いてくださる心療内科の先生と、肩や首にかけてのコリをほぐしてくれる理学療法士の先生が励ましてくれるから頑張れる。

 

しばらく1カ月お休みをしていた、フラやカメラ講座の生徒さんから、「なんだか痩せたねー、うらやましい」って! ダイエットなら嬉しいけれど、顎が相変わらず開かなくて固いものが食べられないし、食欲わかない。

散々大きいドレスがブカブカとなり、どうしたものかと困っている。

せめてと思い、栄誉豊富なスムージー、朝と夜に飲んでいる。

 

楽器の練習をしたいので、それまでにお腹に力を入れて腹式呼吸かな! きばって血管切れたら終わりかな、

 

皆んなから元気玉を入れてくれっ!