今を予言出来ていたら
去年の今頃、二個目の脳動脈瘤の手術を決めた。それから主治医の先生と治療方針を決めて7月に開頭手術。一昨年から一年経たずの手術に不安はあったけれど、くも膜下出血のリスク回避のためにはやらなければならない!と、勇気を出して挑んだ。
.....が、手術は成功したのかはちょっと怪しい。退院して2日後には血管攣縮からの脳梗塞を発症して、慌てて再入院。カテーテル治療と投薬でICUに5日拘束。頭痛と吐き気と頭の中で変な画像が見える、まさに死にそうな日々が続いた。
ICUを出られてようやく個室に戻ったものの、言語野や足の筋力が落ちていて、普通の人間ではなかった(>_<)
そして驚くほど食欲が無く、物が食べたくないようになる。その問題は今も続いていて、手術からなんと20kgは体重減少をしている。
だからなのか、原因不明のめまいに、耳管開放症という頭蓋骨に自分の声が響き渡る難病に...。 ストレスには強いほうだったのに、なぜか食欲増進にも使われるうつ病用の薬もプラスされて、ただ今、11種類の薬を飲んでいる毎日。
2年半前に、偶然長引く風邪から症状を指摘されて大きな病院に紹介されて、検査をしたら病気が見つかり、早めに開頭手術を2回。で脳梗塞。
つくづく悲しい2年間だった。
だから今年こそ、マイペースでも無事に穏やかに過ごしたいと思っていたところにコロナ禍💦
5/4に新しい指針が出るようだけれど、まだまだ先が見えない...不要不急の外出禁止。
東日本大震災の時も、いの一番に文化系活動は出来ない状態になった。
公共施設の利用停止に、払い戻しの手続きをしても、未だにお金は返ってこない。文化的な活動が活きいきと再開出来る日を1日も早く。
通常通りの日々に戻ってくれないと色々な事が困る。
人が未知のウィルスに怖くなっている事自体大問題たが、その困る国民が一番大変なのは経済活動を最優先に考えて行動即実行しないといけないのが政府のはず💦
こんな事態が起こることを予言できていたら、もっともっと効率的に仕事をして、貯えるものも増やして、手術も考えていたのになあ。
それでも、やってきた事は事実、間違いは無い。
認めて改めて新しい進み方を考える時。
今思えば、脳梗塞からの退院後一週間後には、ボロボロではあったけど仕事に復帰して、片言になってしまった会話も明るくリハビリを続けてきた。
今はようやく言葉がつっかかることも少なくなり話も変には聞こえないほどに話せるようにはなった!
片足を多少引きずるけれど軽く踊れる事も出来る。
いつの時も状態を受け入れて、さらに回復のために前をむいて居る限り各科の主治医の先生が真剣にベストを尽くしてくれる。有り難い事。
だから今は、コロナウィルスに打ち勝って、無用な病気にならないように慎重に生きよう。
仕事バカだった私に、しばらく身体を休めるような時間をもらった事として、のんびり日々を過ごして考えよう!
あの地獄の手術と脳梗塞を考えたら、今何も症状が無い事を幸せと思わないと!
しばらくの辛抱と今出来る事を考えること。
まだまだここでヘタってはいられない!